カウンセラー小川光弘

子供の自己肯定感を高めましょう

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日本の子供は外国の子供と比べて自己肯定感が低いと言われています。

根底には親の育て方があるのですが、親自身がその事に気付いていないため、社会の中でうまく溶け込めない子供を見ると親が子供をののしったりするという悪循環になっています。

親の言動が子供に及ぼす影響は計り知れないものがあり、それを悪い方向へ導いてしまっているのが毒親という事になるのです。

毒親育ちの子供は自己肯定感が知らず知らずに低くなっているので、社会の中で生き辛さを抱えてしまいます。

自分の存在価値を肯定出来て、自分は大切な存在なのだという気持ちが高まれば、自己肯定感は高くなって行きます。

自己肯定感の低い子供は、どうせ私なんて・・と、どうせ・・になっています。

その言葉を聞くと、その子供は自己肯定感が低く、自分が愛されていないなとか、大切に思われていないなと思ってしまいます。

そうした子供はとにかく自信がなかったり、すぐに切れたりして自分をうまくコントロール出来ない状態になっています。

根底には毒親からの虐待や暴力などが深く心に刻まれていますが、愛情を掛けられ過ぎて、何事も自分で出来なくなっている子供もいて、そうした子供も自己肯定感は低くなってしまいます。

まずは子供の気持ちを受け止める事をする必要があります。子供の気持ちに寄り添い、悲しかったんだねとか、悔しかったんだねなど、共感をしましょう。

子供は言葉で言えなくても共感してもらえると自分を認めてくれているという気持ちになり、自己肯定感が低くなる事も防げるようになります。

まずは子供の意思や存在を否定からではなく、認める事から意識して行きましょう。

 

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