カウンセラー小川光弘

毒親育ちで苦手な人が現れたらどうする?

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職場などで色々な人と関わると、自分とは気の合わない苦手な人がい事事があります。

特に毒親育ちの場合は、毒親が友達関係にまで口を出したり否定したりするので、友達と上手く関係性が築けなかったり、人間関係がうまく行かなかったりします。

そのような状態で社会に出て就職しても、苦手なのに一緒に働かないといけないのはストレスが溜まりますね。少しでもそのストレスを軽減するためにはどうすれば良いのでしょう?

そういう苦手な人とあまり関わりたくないのは、自分とは違う考え方や価値観の場合があります。ここでも毒親に植え付けられた考え方や価値観が邪魔をして、苦手意識を増強させてしまいます。

そしてそういう苦手な人に色々と言われたくないなど、予防線を張って言いたい事を我慢したりする事もありますね。

ただ、それは自分が我慢をしてしまっているだけで、苦手だったり嫌な気持ちはなくならないのです。

相手に色々な事に対して主導権を握られるのも腹立たしいですし、それを我慢しているのもストレス。しかし相手は簡単に変わらないですし、毒親育ちの場合は自分の気持ちが言えない事も多く、だから困るのですね。

無視していればいいと思っても、相手によってはよけいに腹立たしい態度になる事もありますし、適度な距離感がわからないというのが現実だと思います。

苦手な人や嫌な人がいるというのは自分の視点です。相手が本音ではどう思っているのかは表面的にはわからないですね。かといって腹を割って話せる状況になればいいのですが、それも相手次第。

というように自分の視点で相手を見てしまいます。自分視点でしか相手を見れないのも毒親の特徴のひとつでもあります。

しかし、相手も同じように関係性を良くするには相手次第だと思っているかも知れません。

無視をしてその場しのぎをしても根本的な解決にはなりません。

まずは自分はどうなのか、相手との関係性を良くするにはどうすることがベストなのか、相手から見たら自分はどうなのかと冷静に考えてみる事が必要です。

全部相手のせいだというような被害妄想的に考えるのは、毒親の影響で自分の心が安定していない状態だとも言えるので、まずは自分の気持ちが冷静で安定しているのかを見つめ直してみましょう。

もし自分の状態が少し不安定を感じたら気分転換するなりしてリラックスしてから色々な事を考えて行った方がいいですね。

毒親の影響が強く、心の中が不安定な状態では良い案も出て来ません。まずは毒親の影響を可能な限り排除して、心身の安定を図りましょう。

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