中学生まではまだ子供の部分が抜けきれない人もいますが、高校生になると大人にかなり近づいて来ます。
しかし、幼少期の負の影響が大きいと、高校生になってもまだまだ子供っぽさから抜け出せず、大人の世界が見えて来ない場合もあります。
この記事では、そのような高校生になっても大人に近づけないのは幼少期の影響が立ちはだかっているという事について書いてみたいと思います。
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義務教育から解放されたのに辛い
中学生までの義務教育と違い、高校はある程度自分の意思が反映される場合もあり、その後の進路や社会人としての生活に繋がる大切な時間にもなります。
しかし、家庭の中が良くない場合は、そうした夢や希望を持っていても思うようにならず、その結果、それまでの辛さから解放される事もなく、引きこもったり心が壊れてしまう場合もあります。
早い人は中学を卒業すると共に一刻も早く家から出たいという思いから、住み込みや寮のある仕事に就き、自由な人生を手に入れたと思う人もいると思います。
高校に進学した場合は、大学や就職へ向けての準備も進んで行きますが、やはり幼少期の影響は大きく、何がやりたいのか自分でもわからない場合もあり、結局親の言うなりに進路を決めてしまう場合も多く、それがまた辛さを延長させるのです。
夢と現実のギャップに苦しむ
中学を卒業してすぐに家を出て働いた場合でも、自分で考えて行動ができず、そのため仕事がうまく行かずに辞めてしまうという場合もあります。
高校に進学した場合も同じで、勉強や部活が思うように行かず、そこでも劣等感を感じてしまったりします。
それは幼少期の親の影響が大きく関わっていて、自分の思い描いた夢と現実のギャップの大きさを目の当たりにする事になるのです。
指示的でないと行動出来ない
毒親育ちの場合は、親がいちいち指示するタイプであれば、何をするにも親の言う通りに育っているので、たとえ大人に一歩近づいた高校生の年代であっても、自分で物事を考えて行動する事が苦手で、それが学生生活などに影響して来ます。
やっと家から出られたという思いで中学卒業と同時に就職をしても、先輩達からいちいち言われないと行動が出来ず、それがダメ人間のレッテルを貼られたりして仕事がうまく行かなかったりします。
最初は何もわからないから言うなりになる事はあるかと思いますが、慣れて来た先でもずっと指示がないと自分では動けないのです。
高校へ進学しても同じで、勉強の仕方や部活での行動など、先生が言う事より親の言う事の方が頭に入っているため、親がこうしろと指示したようにしか行動出来ない場合もあるのです。
劣等感が新たな行動を阻害する
そのように幼少期の影響は高校生という大人に近い年齢になっても大きく立ちはだかり、新たな行動を起こす事にブレーキがかかってしまいます。
幼少期の親の影響で指示的でないと行動出来ないのと併せて、子供の頃から他人と比べる事が癖になっており、その劣等感から行動出来ないという場合もあります。
自分の行動に自信が持てず、何かをする時にどうせ上手くいかないというような思考が無意識に作り出されるのが癖になっており、そういう劣等感を感じている事さえ気付かずにいるため、また失敗したと更に落ち込む事態へと繋がってしまうのです。
高校生で大人に近づくには
幼少期の影響がいつまでも襲い掛かり、高校生になっても大人に近づけず、子供の思考のままでいると自分の未来に明るさを感じる事が出来なくなってしまいます。
しかし、そうした過去の影響から解放される事は可能です。
親から植え込まれた思考を変え、自分らしさを取り戻すために、思考を変えるステップを踏む事が大切です。
自分一人では結局過去の思考のままでいる方が楽だという思考に戻ってしまうので、カウンセラーなど専門家と共に思考を変えて行く方が良い結果に繋がって行きます。
自分らしさを取り戻し、明るい未来を手繰り寄せるために、勇気を持って一歩を踏み出して行きましょう。
高校生になっても大人に近づけない!:まとめ
高校生の年代になると就職や大学進学を見据えた次のステップへ進む大事な時期です。
しかし、それが幼少期の影響で思うように行かず、挫折を味わう人も多くいます。
親から刷り込まれた負の影響を排除し、自分というものを確立して行かなければその先の人生もそれまでと同じ事を繰り返す可能性が高くなります。
そうした影響から解放され、自分らしく生きて行くために、一段一段とステップを踏んで行きましょう。
自分の高校生時代の事を思い出して、そうした劣等感や挫折感、親の影響の強さや自信のなさなど、様々な影響に思い当たる節があれば、今からでもそこから解放されて希望のある明るい未来を手繰り寄せて行きましょう。


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