カウンセラー小川光弘

毒親は自分の価値観を子供に植え付ける

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子供にとって親は自分を守ってくれる存在であると無意識に覚えて行きます。

そして親の言動から親は尊敬すべき者であり感謝をしないといけないとか、親を第一優先とした言動が当たり前になっています。

その親の悪口を人に言うなどやってはいけないと、いつの間にかインプットされ、親を始め家族の話さえ抵抗を感じ、全くしなくなってしまいます。

それをやってしまうと罪悪感に苛まれるため自己嫌悪に陥るので、自分さえ我慢すれば良いというような思い込みを抱えて生きてしまいます。

そして毒親から否定的なことばかり言われて育つと、全部自分が悪いとか過剰に自己評価が低くなり、自分で自分を卑下してしまいます。

そうすると人から褒められても相手の言葉を信用せず疑心暗鬼なので素直に受け取れず、人間関係でもトラブルを避けるために存在感をなくすように目立たなくなっています。

その反面、人から必要とされたいという思いは強く、それで頑張り過ぎて自分を追い込んでしまう場合など極端な生き方をしてしまいがちです。

そうして存在感を認めてもらう方法を考えてしまうのも、親に認めてもらいたいという気持ちから始まっています。

親に価値観を植え付けられた状態で生きて行くと生き辛さからは解消されません。

過去の親の言動や、自分の気持ちに向き合ってみましょう。

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