いつも口から出るのはネガティブな言葉ばかり。思考もネガティブでとても生き辛い。
どうして前向きな言葉が言えなかったり悪い方に悪い方に考えてしまうのかな・・。
それはずーと過去の幼少期の時まで遡り、自分の育った環境を見てみると良くわかる。
物心がついた頃から親の影響を記憶として頭の中や心の中に残し、それが大人になった時にネガティブにしかなれない思考を身に付けてしまっているからなのです。
この記事では、ネガティブでいる事でとても生き辛い原因を幼少期に焦点を当ててみたいと思います。
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ネガティブで生き辛いのはどうして?:すべては親からの影響
幼少期に色々な事を学ぶのは殆どが親です。
保育園や幼稚園に行くにしても家で親と関わる時間の方が圧倒的に多く、その影響は大人になってもネガティブで生き辛い事に繋がってしまう、とても大きなものです。
怒られるが前提の生活
今では毒親という言葉も当たり前のように使われていますが、そういう言葉を知らない頃に幼少期を育って来た者は、常に親の顔色と伺いながら過ごして来て、ちょっとした事ですぐに怒られる。
そういうビクビクした生き方をして来た人も多いのではないでしょうか。
親の機嫌で家の中の雰囲気が作られ、何もわからない子供の言動ですぐに腹を立てる親。
子供にとっては何が原因かもわからず、怒られた恐怖で泣いてしまい、それが続くことで恐怖心が蓄積されて行き、徐々にネガティブを形成していくのです。
それでも親の傍に行く子供
怒られた時には恐怖心があっても親という認識が取れる訳ではなく、少し時間が経てばすぐに親の元に行き、何事もなかったかのような振る舞いをしてしまいます。
子供ですから一人で生きられる訳でもなければ、親と一緒にいる事で安心感があるので離れる事は出来ないのです。
そしてまた逆鱗に触れて怒られるという事を繰り返すのです。
ネガティブで生き辛いのはどうして?:親の考えは教科書
子供にとって親の言動は見本であり生きて行く上での教科書となります。
それが良い事でも悪い事でも子供にはわからず当たり前になっているのです。
親のネガティブを継承
子供は親をずっと間近で見ていますから、親がネガティブな事を言えばそれを脳裏に叩き込み、いつの間にか親と同じようにネガティブな事を言ってしまいます。
それをネガティブだとは全く思いもせず、普通の会話として言葉にするのです。
行動の見本も親
親を見本とするのは言葉だけではなく、行動も同じようにしてしまいます。
例えば、家の中では強い事を言っても、人と関わるのが苦手な親で外ではコソコソしているような親を見て育てば、その子供も人との関わりが上手くできずコソコソしてしまうのです。
ちょっとした悪い事ならそれも当たり前で同じようにしてしまうのです。
ネガティブで生き辛いのはどうして?:偏った思考は親の遺産
そのような言動はずっとそばで見ていた親の影響がとても大きく、良い事も悪い事も継承してしまいます。
その言動に至るには、親の偏った思考が子供を育てているからです。
周囲の他の人と比べて少しならまだしも、あまりにも違い過ぎる思考で育てられると、子供はその思考さえも普通であり、周りの人がおかしいのだという認識でいるので、偏りなんて感じる事がありません。
すべては親から学んだ事で、脳裏に刻まれた遺産なのです。
ネガティブで生き辛いのはどうして?:両親の関係を見て育つ衝撃
子供は一緒にいる親が自分にとっての親であり、まだ人格がしっかりと形成出来ていない幼少期では目にするもの、耳から聞くもの全てが新鮮であり、そうするものなのだという認識をしてしまいます。
例えば、父親が母親に対して暴言を吐いたり、暴力を振るったりしても、母親が悪いからそうなるのだと考える事もあります。
しかし、その場面があまりにも子供にとって衝撃的なものであれば、それまで泣いていた涙さえ引っ込み、場合によっては震えが止まらなかったり、言葉を発する事も出来なくなるような事があります。
その記憶は大人になっても心の奥深くに残り、人に対して恐怖心が植え付けられたり、色々な後遺症として残り、とてもネガティブで生き辛くなってしまうのです。
ネガティブで生き辛いのはどうして?:まとめ
ここに書いてある事が全ての人に当てはまる訳ではありません。
しかし幼少期に刷り込まれた親の姿は、いずれ大人になった時に何らかの生き辛さを抱えてしまう事に繋がります。
こうした事は色々な本に書いてあったりしますが、簡単には信じられない人もいるでしょう。
しかし、そういう経験を実際にして来た経験者がいる事も事実です。
ものすごく細かい所まで書いてはいませんが、この記事の経験者は私自身なのです。
今は生き辛さからは解放されていますが、幼少期から大人になってまでも、とてもネガティブで生き辛さを感じて来ました。
過去を振り返ってみれば、親の影響でネガティブな自分自身を形成してしまったのは間違いのない事です。
だからこそ、同じような目に遭った人達を少しでもサポートしてあげたいと思うのです。



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