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カウンセラー小川光弘

精神的不安定が続く理由と対処法は?毒親育ちの心のクセとは

毒親育ち

理由もないのに不安になったり、急に気持ちが落ち込んだりすることはありませんか?

誰かに怒られたわけでもなく、大きな失敗をしたわけでもないのに、胸がざわついて落ち着かない。
そんな状態が続くと、「自分はメンタルが弱いのではないか」と感じてしまう人もいるでしょう。

しかし、その精神的不安定さは性格や気合いの問題ではないかも知れません。

毒親育ちの環境で過ごして来た場合、不安の原因は現在ではなく、幼少期に身についた心の反応にある事が殆どです。

今回は、精神的不安定が続く理由と、毒親育ちの人が実践しやすい対処法についてお伝えします。

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精神的不安定が続く本当の理由

精神的な不安定の理由は毒親育ちである事が多いです。

幼少期からの影響が大きいのです。

毒親育ちの環境では常に緊張状態だった

毒親育ちは幼い頃から親の機嫌をうかがいながら生活しています。

少しでも失敗をすると責められたり、親の機嫌が悪いだけで怒られたりする事も珍しくありません。

そのため、家は本来安心できる場所であるはずなのに、常に緊張を強いられる場所になってしまいます。

「次は何を言われるだろう」
「怒られないようにしなければ」

そんな思考が日常になっているのです。

大人になっても不安を探してしまう

このような環境で育つと、大人になっても心が警戒モードのままになりやすいと言われています。

平穏な時間が続くと逆に落ち着かなくなることがあるのです。

何も問題が起きていないのに、

「このままでは終わらない気がする」
「何か悪いことが起こるのではないか」

と無意識に不安を探してしまうのです。

これは弱さではなく、過去の環境に適応するために身につけた生存本能のようなものだと思います。


精神的不安定は性格ではなく心のクセ

いつの間にか心が精神的な不安定になるようなクセを身に付けてしまっているのです。

ポジティブ思考だけでは解決できなかった

毒親育ちは、不安になるたびに無理やり前向きになろうとしてしまう事もあります。

「ポジティブに考えなければ」
「もっと頑張らなければ」

そう自分に言い聞かせてても、思うようにできない自分を責めてしまい、さらに落ち込むことも少なくないのです。

不安を否定しないことが大切

そんな時に大切なのが、不安を消そうとするのではなく理解することの大切さです。

不安が出てきた時に、まず自分へこう声かけします。

「これは昔の環境で身についた心のクセなんだ」

そう考えるだけでも、自分を責める気持ちが和らぎます。

不安を敵として扱うのではなく、「昔の自分を守るために必要だった反応」と理解することで、心への負担は大きく変わります。


毒親育ちの人におすすめの対処法

どのように対処すれば良いか、毒親育ちが対処しやすい方法を紹介します。

小さな安心を積み重ねる

毒親育ちの人は、安心することに慣れていない場合があります。

穏やかな時間が続くと、なぜか不安になったり、幸せを感じることに罪悪感を抱いたりすることもあります。

だからこそ、「安心」を少しずつ体に覚えさせることが大切です。

深呼吸をする

不安を感じた時は呼吸が浅くなりがちです。

ゆっくり息を吸い、ゆっくり吐くだけでも、自律神経が整いやすくなります。

温かい飲み物を飲む

コーヒーやお茶、白湯などをゆっくり飲む時間は、心を落ち着かせる効果が期待できます。

「今は安全な場所にいる」と体に伝えるきっかけにもなります。

不安を書き出してみる

頭の中だけで考えていると、不安はどんどん大きくなります。

紙やノートに書き出してみると、実際には漠然とした不安だったことに気づく場合もあります。

笑えるものを見る

最初は笑う余裕がなくても、例えば好きなお笑いや動画を見続けたりすると、ふと笑顔になれる瞬間があったりします。

その一瞬が心に安心感を与えてくれるのです。


精神的不安定は頑張って生きてきた証

精神的不安定になると、自分に問題があるように感じてしまうかも知れません。

しかし、それは決して弱さの証明ではありません。
むしろ、厳しい環境を生き抜くために身につけた反応なのです。

不安になってしまう自分を責める必要はありません。
揺れてしまうのは、それだけ長い間頑張ってきた証でもあります。

もし今、不安が押し寄せているなら、自分自身にこう伝えてみて下さい。

「もうあの頃の環境ではない」
「今の私は安全な場所にいる」

その言葉を繰り返す事で、少しずつ心は現在の安心を受け入れられるようになります。


まとめ

毒親育ちによる精神的不安定は、性格の問題ではなく、幼少期から身についた心のクセである場合があります。

常に緊張しながら過ごしてきた人ほど、大人になってからも無意識に不安を探してしまうことがあります。しかし、それは弱さではなく、生き抜くために必要だった反応です。

大切なのは、不安を無理に消そうとすることではなく、「そう感じる理由がある」と理解することです。

深呼吸をする、温かい飲み物を飲む、不安を書き出す、笑えるものを見るなど、小さな安心を積み重ねていくことで、心は少しずつ変化していきます。

幼少期の出来事を忘れることはないかも知れません。
それでも不安に飲み込まれるのではなく、自分なりの対処法で心を整えられるようにはなります。

精神的不安定で悩んでいる方も、ぜひ自分に合った対処法を見つけて下さい。
少しずつでも安心を積み重ねることで、自分らしい人生を歩めるようになると思います。

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