今では晩婚も珍しい事ではなく、むしろそちらの方が多くなっているようにも感じられますが、親にとっては早く結婚してほしいと願っているのが大半ですね。
そして何とか結婚という事になった時に親は大変喜んで結婚相手を娘や息子が出来たような感覚で可愛がってくれると思っていたらとんでもない裏切りを受けることがあります。
同居をしたとたんに料理はこう作るのだ、洗濯物はこう干すのだ、茶碗はこう置くのだなど、あらゆることに口を出し自分の思うようにさせようとします。
ひどくなれば寝室まで覗き見をし、仕事のことにさえ口を出したり会社にまで連絡をしたり・・。
とにかく自分が中心にいないと気が済まないから夫婦だけで物事を進められたり会話が行われることに強烈な嫉妬をし、人の心の中にまで入り込んでかき乱すのです。
そして耐えられなくなった子供夫婦は別居を選択し家を出て行きます。
そうすると今度は毒親が自分を一人置いて若い者は出て行った。１人で死んでも何とも思わないのだろうと周囲に言いふらし、自分が被害者であることをアピールして同情を買い、周囲を味方に付けるのです。
遠方で別居をしているのならまだいいですが、親を心配していつでも行けるような距離で別居をした優しい子供夫婦はあらぬことを言いふらされ、親が味方に付けた人達にまでも精神的な苦痛を味あわされるという事態になって行くのです。
この記事だけ読んでもさほどピンと来ない人もいるかも知れませんが、実際の場面では修羅場と化したり深刻なダメージを心に負ったり想像も出来ない展開が繰り広げられるのです。
こうした裏切りを親を信じて来た子供が受けると人間不信と言う言葉では済まされない結末が待っています。
どうしたら良いかと言うのも個々の親子関係で違いますので、これという正解はありませんが、ある程度のパターンは予測しておかないと親は何事もなかったかのようにしているのに自分の人生は台無しになったということになりかねません。
結婚は親がするのではなく自分がするのですから、自分の家庭を築いて行くためにどうするのが良いかは今すぐに結婚の予定がない人であってもしっかりと考えておくようにしましょう。
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