子供達の成長を黙って見守る。
親がそれを出来ない原因もまた、その育てられ方にあることが多いようです。
親自体が両親から愛されていなかったと感じるような、兄弟差別などの中で育った過去が影響しているという毒親育ちですね。
その過去が自分の子育てに無意識に継承され子供に過干渉になったりします。
無意識なので親は普通に子育てしてるとしか思っていません。
しかし、両親とも子供に対して過干渉だったら子供の気持ちは全く無視状態です。
親はストレスが溜まれば飲みに行ったりとか外に出れますが、子供はそうは行きませんので逃げ場がありませんから気持ちが満たされません。
周囲から見れば子供に良く関わっていて、いい家庭に見えても、子供の心はいい家庭と感じていないということです。
子供に何でも自分で決めなさいと言いつつ結局は口を出したり、何となく態度で威圧して子供の選択権を奪っているという過干渉は子供にもそういう雰囲気を感じ取られています。
子供はひとりで生きていけないから子供なりに親の気持ちを察知し、親の機嫌を損ねないように、こうした方がいいのだろうなと感じ無意識に親の希望する方を選んでしまいます。
そうすると親は上手く躾が出来たと思いますが、子供が大人になり社会に出たり子育てをする時に生きる力が弱く常に誰かのサポートを必要としてしまいます。
そうならないように子供の居場所を奪わず、ひとりで生きていける力を身に付けられるように、親の責務を果たして行きましょう。
コメント