毒親育ちなど育った環境や学校や職場などで自分の良さを認められず押さえつけられたような環境でずっといると、思考そのものがネガティブとなり悪い所ばかりを引き出そうとしてしまいます。
そのような人は自分の事だけではなく人のことも褒めれなくなってしまいます。
根底にはそうした体験から来る劣等感が存在していて、自分を防御するために人の悪い所ばかりを指摘したり言葉にして発しています。
職場の上司などで人の指摘ばかりをしている人はその傾向が強いそうです。
人の良い所は見つけることは簡単に出来ます。それを言葉や行動に出来るかどうかです。
まずは人の良い所を見つける癖を付けることから始めると、次に言葉に発したり行動に移せるようにもなると思います。
毒親または毒親育ちの人は、なかなか人を褒められないのも事実です。
親が子供をコントロールし、子供の良さを全部閉じ込めてしまうので良い所なんて認めようとしないですし、子供もそれで自分はダメな人間だと思い込み、思考が全くポジティブから無縁となってしまっているのです。
その上にそうした上司や出会う人から否定的なことばかり言われたり指摘ばかりされると、本当に自分の人生こんなもんだになり、人のことなんて考えられなくなってしまいます。
それで人のことを褒めるなんて、それは絶対無理だという思考になっていますので、なかなか難しい状況です。
まずは自分のことを褒めることから始めて、それで少しずつ褒めるということを認識し思考にインプットして行くと次第に褒めることが出来るようになり、そこから人のことを褒めると言うことに繋げられると思います。
子供を褒めたことがないというのはかなりの毒親ですね。
今更褒めれないと思うかも知れませんが、こうした毒親について色々な所で取り上げられるようになった今では、そこを改善して行かないと、いずれ子供はそのことに気付き、そうした違和感に耐えられずに親の元を離れてしまいます。
ただ住む所が違うだけならいいかも知れませんが、関係を断ち切ることを選択する子供もいますので、そんなことになると親だけ取り残されひとりぼっちの寂しい人生になってしまいます。
いずれは入れるなら施設にでも入れば良いかも知れませんが、それでも子供が全く関係を断ち切り声を聞くことも出来なくなるなんて考えたら寂しいのひと言では済まないと思いますね。
可愛がって育てたつもりが実は全く逆の効果で、人を褒めることも出来ない人間に育てあげた。
それでは良い関係を続けるのは無理になる時期が来てしまいます。
もし身に覚えがあり今は少し関係が悪化しそうな感じがしていたら、今からでも子供や人をを認め、良い所を褒め、自信を持って生きて行けるように、子供の存在価値を引き出し、自分自身も毒親あるいは毒親育ちの思考から抜けて行けるようにしましょう!
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