毒親の介護をしないといけないの?

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自分の親が毒親と知った時、それが当たり前の親の姿だと思って育った訳ですから、その事実は衝撃的なものだと思います。

親に自分のやりたい事も取り上げられ友達関係にまで口を出され虐待を受けたりとか・・。

どんな毒親であったかは人それぞれで違うと思いますが、人生を毒親のために台無しにされた思いは一緒だと思います。

そんな許せない親の元からは離れて自分の人生を楽しく生きて行きたい。そんな思いで生きて来た人も多いのではないでしょうか。

しかし自分が大人になり年齢を重ねると、親も当然年齢を重ねていて高齢者となり介護が必要な状況になって来たりします。

毒親であった事で親子関係が機能不全に陥っているのに、子供であるという事で介護をしなければならないのは気持ちの中で受け入れがたい話でもありますね。

人それぞれの考え方もあり、どれが正解という事にはなりませんが同じように介護を経験した身としては自分の気持ちを押し殺してまで介護をしなくてもいいとは思います。

自分の親なのに面倒を見ないなんて、ひどい人だと思う人もいるでしょうけど、子供である事をいい事に人生を振り回されて毒親育ちとして生きて行かないといけなくなった気持ちを考えれば、ひどいとばかりは言えないのではないでしょうか。

中には葬儀さえ出したくないという人もいます。同じ墓に入りたくないとか遺骨を持って帰りたくないとかで専門の業者に頼む人もいるようです。

介護については窓口に相談すればきちんと対応してくれますし、絶対にやらないといけなくはないですが、ただ一緒に住んでいると話も少し面倒になって来ますね。

介護をした事で親子関係が修復されて来たという話もありますが、なかなか難しい話でもありますし、やってみないとわからない所もありますね。

介護にイライラしたりして毒親であった事に反撃し、高齢者を虐待したり、その可能性が強まるくらいなら一緒の生活は避けた方が良いですし、最後まで親に振り回されて自分の人生を犠牲にする事もないと思います。

周りの声に気を遣って自分だけが犠牲にならないように、色々な専門家なりに相談をしながらでも親と離れて暮らす選択肢を含めて後悔のない人生を歩んで行きましょう。

 

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