自分の親はその姿が親の姿として当たり前に思い、毒親だなんて思いもせずに育ちますね。子供ですから毒親なんて言葉さえ知りません。
毒親と言う言葉も最近の話ではありますが・・。
しかし大人になって何かのきっかけで自分の親が毒親だと気付いた時、相当なショックがあった人もいると思います。
毒親は子供の事を自分の都合の良いように支配します。ですから毒親育ちは自分で何も出来ない人も多いです。
例えば親元を離れ社会に出た時に、自分でどうしたらいいかわからない事が多く困ってしまいます。
毒親に自立を妨げられ全部言うなりに育ったからですね。
着る物からヘヤスタイルやバックなどの持ち物まで、全部決められて自分の欲しいものが何かわからなくなるような状態に作り上げられてしまいます。
貯金とか買うものまで全部支配された人もいます。
物心ついた時からそういう状態で育って来たら、それが当たり前になってしまっていて、もっと自分の気持ちを表現していいのだという事さえわからないままです。
反感して親の機嫌を損ねるような事になると暴言や暴力で押さえつけられ、ヒステリックに子供を傷付ける毒親はたくさんいます。
子供は自分が悪いのだという自分責めの認識をしてしまい、精神的な病に陥る状態になったりします。本来の子供らしさを出す事さえ許されず全てを支配されて育つと、思考そのものが普通ではなくなってしまいます。なので社会に出た時とかに、自分で何も決めれない状態になっていたりし、逆に自分の気持ちで好きな物を買ったりしたら自己嫌悪に陥ったりします。
就職先でさえ毒親の意に沿った会社でないといけなくて自分で決めれないから、その毒親に相談して決めてしまったりします。それで自分に合ってない仕事とかなら仕事もうまく行かなければ職場での人間関係も良いものになりません。そして職場では孤立してしまったりして居場所がなくなりますね。
それが親のせいだと気付かずにいると、ずっとその状態が続く可能性が高くなります。
親の言うなりになっていないか何でも親の機嫌を伺いながら生きていないか、自分で物事が決められなくなっていないか、自信が持てないのが当たり前になっていないかなど、良く自分の事を見つめ直して親との関係性や親の言動を思い起こしてみましょう。
毒親の特徴は調べればすぐにわかります。自分で当てはめてみて親が毒親ではないか、自分が毒親育ちではないかを判定して、そうであるならその呪縛から抜け出す方法をしっかり思考の中にインプットして新しい日常を手に入れられるようにして行きましょう。
人生は親のためにではなく自分のためのものです。親子関係が悪くなる事を警戒して親のいうなりのままだと明るい未来はいつまでも見えません。
ここまで自分の人生を振り回されたのなら親の事よりも自分の人生を自分で歩んで行けるように新しい自分を作って行きましょう！
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